アパレル業界のグリーントランスフォーメーションを支援する株式会社NTTデータが提供するFEDIエコシステム。ここでは、FEDIエコシステムの特徴や機能などを紹介します。
アパレル業界におけるサプライチェーンの課題を改善するために、株式会社NTTデータ がFEDIエコシステムを開発しました。繊維商社や服飾・生地商社と手を取り合い検討会を実施し、生産支援プラットフォームのsitateruCLOUDを展開しているシタテル株式会社との業務提携契約を締結しています。
さらに注目すべき点は、NTTデータが金融業機で培ってきたノウハウを活かした貿易プラットフォーム(TradeWaltz)や決済連携プラットフォーム(TetraBRiDGE)との連携です。サプライチェーンの効率化を目指して、業界を横断できる仕組みを構築しています。
アナログのやり取りによるコミュニケーションロスを解消するために、受注管理から貿易業務、請求、決済に至るまでの業務をデジタル化しています。FEDIを経由することで、情報入力作業の負担を減らしながら、人的ミスの削減にも役立ちます。
精度の高い需要予測による適時・適量生産の支援も、FEDIエコシステムの特徴です。アパレル業界では、供給過多な生産体制が長年にわたって問題視されてきました。需要予測が難しいため、大量生産されて大量廃棄されているためです。
アパレルの大量生産体制は水質汚染やCO2排出に大きく影響することから、世界的に問題となっており、大きな変革が求められています。そこでアパレル業界のSDGs達成をサポートするために、FEDIシステムは各工程の状況を可視化して、需給の差をゼロに近づける仕組みづくりをサポートします。
アパレル業界における海外生産の比率は高いですが、海外との貿易の事務手続きは非常に複雑な仕組みです。コストがかかる事務手続きを効率化することで、在庫・物流状況を一元的に可視化するために、 FEDIエコシステムは貿易プラットフォーム(TradeWaltz)との連携が可能です。
決済連携プラットフォーム(TetraBRiDGE)と連携させれば、請求書の受領から決済までをデジタル化します。全銀EDIシステム(ZEDI)などを活用した決済が可能です。
コロナ禍でECの売り上げが増大した背景などもあり、DX化に力を入れる企業は増えました。本サイトではアパレル業界向けのDX化システムを紹介しています。物流・企画・製造・販売・販促などフェーズ別に役立つシステムを取り上げるので、ぜひアパレルDXの推進に活用してください。
バイヤーとサプライヤーをつなぎ、アパレル業界の業務(受注・発注管理や貿易事務、請求・決済業務など)をデジタル化します。統一取引番号を割り当てて、取引の認識や情報の収集を容易にする仕組みづくりが可能です。
FEDIエコシステムの導入事例は、公式サイトに記載がありませんでした。
DXって具体的に何をすれば?他社はどんなことをしてる?同じアパレル業界でも、企業の種類やフェーズによって進めたい業務改善は違うもの。 ここでは、企業種別に進めたい業務改善を導き出し、それぞれに適したDXサービスをご紹介します。
ファクトリーブランドの
PR施策・販売を促進するサービス
OEM企業の
生産効率を向上させるサービス
リテールチェーンの
業務改善を助けるサービス